proj-poverty Social Hack Day 34 2021-12-18
yoyotkgshn.iconyuiseki.iconKoichiro Shiratori.iconmtokura.iconhlrk.icon
このディスカッションで出た話題を踏まえて防窮訓練を作っていると思うんですが、割と最初に戻ってもらって「やっぱり防窮訓練いるよね!」みたいなところをNHKさんが撮りたいとおっしゃってました
ディスカッション
1. 「困窮者支援のいまの課題は何か」
そもそも制度自体を知らないtkgshn.iconyuiseki.icon
制度を利用すること自体に罪悪感があるから、使ったことをシェアしない人も多そうtkgshn.icontkgshn.icon*6hlrk.iconksmesho.icon
保育所利用とかそういう面感じます。シングルで安い利用料なの言えない&バレたら関係性が…mtokura.icon
なるほどーバレるケースとしてはどういうものがあるんですかね?想像つかないです!tkgshn.icon
シングル世帯だとバレないようにするとか、あまり送り迎えのときに話さないようにするとか、気をつけていると言う声はちょこちょこ聞きます。mtokura.icon
というより、負担が多い利用者(収入が高い人)が世間話で愚痴をこぼすのが多いかなーと(体感)。それを聞いて気をつける、みたいなmtokura.icon
「自分が使えるのはこれかな?」と思った後、制度の利用条件を読み解くのが難しい(日本語が難しい、役人の言葉な気がする)
制度を申請しようとして、必要な書類が多すぎる
何のためにマイナンバーカード作ったんだろうwtkgshn.icon
制度を申請するための携帯を持っていな場合があるhlrk.icon
いまある公的支援や民間支援団体の支援はこれからもずっと重要であり続けるだろうが、問題はその支援にたどりつけずに苦しい思いをする人がいることKoichiro Shiratori.icon
例)困窮者給付金の支給が政府の当初の想定の半分を下回ったというニュース
そもそも知らない問題か...泣tkgshn.iconhlrk.iconhlrk.iconhlrk.icon
例)生活保護を知らずに苦しむお母さんを殺してしまったという事件hlrk.icon
これから、苦しいけど支援につながれない人は経済の停滞やコロナ禍の影響で増えていく?
孤立すると周りと情報交換できず、支援制度に気づかないこともよくあるksmesho.iconKoichiro Shiratori.icon*3
支援の説明がわかりにくい(読むだけで疲れる)mtokura.icon
支援する人に偏見がある場合があるhlrk.icon
今はどうでしょう?昔は水際対策などありましたね。ボランティアが同行すると水際対策できないので申請通るんですよね(笑)
申請する人が申請することが恥ずかしいと思う場合、言いくるめられやすいksmesho.icon
自治体などの発信方法がアナログ?(広報とか)
どこかで発信した実績さえあれば「ちゃんと言ってるし」のスタンスでくるmtokura.icon
あーなるほど、これは「この紙の端っこに乗ってるやん」って言ってくるってことですよね?tkgshn.icon
これわかりますyuiseki.icon*2
自治体の情報発信が新聞みたいなやつで届く
ちっちゃい文字だらけで読む気がしない
でも元々が複雑だったら、複雑なポンチ絵ができる
それがあの噂の曼荼羅図ですね!mtokura.icon
それですそれです。全戸配布してる(体の)広報誌に書いた=市民全員に周知してると考えるmtokura.icon
プッシュ通知してほしいtkgshn.icon
生活保護申請に成功しても貧困ビジネスに引っかかって、お金をたくさん取られてしまうksmesho.icon
申請後社会復帰を勧められるが、社会復帰を訴える貧困ビジネスの施設に行ってしまう
貧困ビジネスを予習することとかはあり得る?tkgshn.icon 防窮訓練の中でパターンを教えていくことはできるかもしれないですねksmesho.icon
施設の環境が悪いので結局路上生活に戻ってしまうが、生活保護の金は施設の方に行っているので、生活保護再申請できない
申請よりも貧困ビジネスの方が相談しやすいhlrk.icon
これは重要な観点tkgshn.icon*3
NPOや自治体らが支援制度を作ったとて、それらはバラバラで管理されているtkgshn.iconKoichiro Shiratori.icon
一括の窓口が必要
それがあれば「困ったらとりあえずそこに相談」で意思決定も減りますねyuiseki.icon*2
いろんな窓口があってよくて、裏に制度DBが共通であれば窓口の数自体が増えることは問題がない。そのために内閣官房のデータ全部抜くをしたtkgshn.icon 2. 「支援が届いていない困窮者にどうアプローチするか」
★困窮する前に準備しておく
防窮訓練
のような教育の場?
学校で実践できるなら多くの人が助かるKoichiro Shiratori.icon
★実際に困窮した人に支援を届ける
炊き出しの現場での相談会yuiseki.icon
現地のコミュニティに入り込むのが大切そう、ホームレスの方々はやる気の問題ではなく、貧困に陥りやすい構造の問題な気がするtkgshn.icon
防窮訓練やCivichatという言葉を検索して支援にたどりつくこと。知名度を上げなくてはKoichiro Shiratori.icon
3. 「今後取り組みたいこと」
炊き出しの現場での相談員の人の知見をScrapboxに貯めたいyuiseki.icon
気になるtkgshn.icon*2
こういう支援って自己満足の押し付けになりそうなので、そういう知見をもっと知りたい
ぜひぜひ!!Koichiro Shiratori.icon*4
当事者の人が考えるべきこと、意思決定するべきことを減らしたいyuiseki.icon
このあたり
貧困に陥るほど重大な意思決定をするべき機会が増えてやる気が持っていかれる
ワンクリックで公共制度を利用できるようにしたいtkgshn.icon*2
ただ、前提として制度・地域によって申請方式が違うので、本当にスケールしないんですよね
ローカルCivichatをつくり、自治体が自分の地域で利用する、地域に責任を負うのは自治体Koichiro Shiratori.icon
+1tkgshn.icon
防窮訓練の実践、開発継続
自分自身の経験からも、本当に困ってくると何をしたらいいのかわからなくなる。具体的に受けられる支援があると知っておくことは希望になる
防窮訓練を普及させることが必要。いま、予算も権限もないため、人とのつながりが生命線になる。仲間を増やしていきたい
防窮訓練の教材をの再利用性を高めたいtkgshn.icon
Civichatから逆算して「もしあなたが将来こうだったら」カード作成
ここですtkgshn.icon*3
年齢
職のステータス
職あり・なし
正社員なのか、非正規なのか
ひとり・家庭あり
家庭単位で使える制度がある場合もある
性別
これも実際あんまり関係ないので何でもいい
何かしらの困りごと
ここはありそうなやつであれば何でもいい
⬜ アイコンの下に、各人がペルソナを考えてほしいです
「まさか...こんなペルソナとりあえず入力したけど、実は該当する制度なくて、なんか意味ないんじゃね?」って思った人向けに、意外と使える制度があることをお知らせするデータです
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ペルソナ1
年齢:40
職業:派遣社員
家庭:別居の家族がいる
性別:男性
困りごと:
ネカフェで寝泊りしながら派遣の現場に行って生活費を稼いでいます。
住所が未定なので採用が厳しく、今の現場終わったら次があるかわからない。
別居の家族には今の自分の状況を恥ずかしくて伝えられない。
上記のペルソナをCivichatで検索して、利用できそうな制度: 18個tkgshn.icon
ペルソナ2
年齢:50
職業:なし
家庭:いない
性別:男性
困りごと:
数年前病気で会社をやめさせられてから路上生活している。
生活保護で私営の職業訓練施設に行ったことあったが、施設内で盗みがあって結局路上に戻った。
アルコール依存症である。
上記のペルソナをCivichatで検索して、利用できそうな制度: 22個tkgshn.icon
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年齢:28
職業:パート
家庭:シングル、子ども2人(未就学児)
性別:女性
困りごと
安定した正社員になりたいが、子どもの発熱などで急に休まなければならない
やりたい仕事はあるが、家事育児の両立ができなくて諦めている
離婚したが元配偶者の居場所がわからず養育費をもらえていない
ksmesho.iconcivichat検索結果:
33種類の制度が見つかった
児童手当、児童扶養手当など
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年齢:35
職業:正社員
家庭:独身
男性
困りごと
収入が低く転職したいと思っている
高卒で就職したまま今に至るので、資格やスキルがない
両親はいるが遠方で暮らしている
ksmesho.iconcivichat検索結果:
11種類の支援制度が見つかった
生活困窮者自立支援制度、生活保護制度など
ペルソナ調整ポイント:
「転職したい」は職業探しているに当てはまる?
もうちょっとお金困った感出した方がいいかも
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年齢:67
職業:無職
家庭:配偶者死亡、子どもたちは遠方で別居
女性
困りごと
夫が死亡したため少ない年金で生活している
足腰も弱くなってきており、冬の除雪(北海道/東北)もできなくなってきている
ksmesho.iconcivichat検索結果:
16件見つかった
補装具非支給制度、障害年金、生活保護制度など
ペルソナ調整ポイント:
足腰が弱く→補助具を必要とする
足腰が弱く→介護が必要である
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年齢;23
職業:コンビニ店員(アルバイト)
家庭:独身
性別:女性
困りごと:
新卒で就職した会社を1ヶ月でやめた
今の仕事を続けられない
コンビニ以外の仕事がしたいが職歴がない
低所得
未来に希望がない
鬱
civichat検索結果:20件
生活困窮者自立支援制度、自立支援医療、無料定額診療事業、ハロートレーニングなど
住宅確保要配慮者?月収だいたいいくらかの記載は必要?
離職・廃業と同程度?
質問に回答するための情報が不足していて、回答に時間がかかった(だいたい推測)
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年齢:33
職業:引きこもりニート
家庭:実家で自宅警備
性別:男性
困りごと:
働いたことがない
発達障害だと自分では思うが病院に行けない
両親との関係悪化
将来が不安
civichat検索結果:19件
生活困窮者自立支援制度、自立支援医療、無料定額診療事業など
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年齢:28
職業:風俗
家庭:一人暮らし
性別:女性
困りごと:
彼氏からのDV
ホストに貢いでしまい貯金がない(借金あり)
先のことを考える余裕はないがなんとなくやばいと思っている
civichat検索結果:16件
tkgshn.icon
年齢: 18
職業: 高校生
家庭: ひとり親
性別: 男性
困りごと:
大学進学を考えているが、学費が払えるかわからなくて進学を諦めている
奨学金を探しているけど、(探し方が悪いのか)返済する必要があるやつしか見つからなくて困っている
hlrk.iconcivichat検索結果:12個
新型コロナウイルスの影響で継続が困難になっている学生への経済的支援一覧
ひとり親世帯かどうかの選択肢がでなかった
高校生であるかどうかの選択肢がなかった
年齢: 22
職業: フリーター
家庭: 未婚・実家暮らし
職業: 男性
困りごと:
アルバイトの職場でパワハラを受けている
やめようか迷っているけど、やめたら次の職場があるかわからない
hlrk.iconcivichat検索結果:22個
生活困窮者自立支援制度、住居確保給付金
パワハラについての質問が出てこなかったので設定が反映されていない可能性があります
年齢: 37
職業: 無職
家庭: 世帯持ち
性別: 女性
困りごと:
会社に勤めていたが、倒産して困っている
ある日突然、上司から「明日から来なくていいよ」って言われた
転職先もなく、給料なくて困っている
hlrk.iconcivichat検索結果:49個
わからない部分はなるべく大変そうな選択肢を選んだ
雇用保険失業給付(基本手当)、未払賃金立替払制度
ランディングページ改修(防窮訓練の説明、オープンソース的ライセンス?)
防窮訓練の概要をまとめた一枚のページみたいなものが一応あるが、これを改修したい 作った目的としては、はじめてプロジェクトを知った時に概要がわかるように
(作られた)教材が誰もが使えるようにしたいので、それをダウンロードできるようにしたい
長期的な戦略
以下の項目で、防窮訓練を進化させるためにアイディアを出してみよう! 「開発・実践の仲間探し」
防窮訓練を通じて参加者の貧困への理解度が上昇するので、仲間が募りやすくなると思います。ksmesho.icon
「受けた人がまた授業をやる」みたいなのできないのかなtkgshn.icon*2
受けた人が、今度私が紹介したところでもやってみたいksmesho.icon
メディアに取り上げてもらう
「高校魅力化」といったプロジェクトをやっている学校・自治体を巻き込むmtokura.icon
「元生活保護」みたいな情報をオープンに話している場所で仲間を募るhlrk.icon
実際に使用してもらって役にたった人にシェアしてもらい輪を広げていくhlrk.icon
「やるべきこと」
再利用性の高いコンテンツを作成する
教材の全公開
ファシリテートに左右されないパッケージ化?mtokura.icon
NHK for Schoolのような、オンラインで授業のパッケージ化を支援しているところに同じようなトピックで光を当ててもらえるといいかもtkgshn.icon*5 (今回のような)透明性を担保する
グラミン日本のような、現場でサポートしている事業者とのアライアンス 誰かがやりたい時に、講師や体験談を提供できる人を募集できる場所を作る
「自分ができること」
資料編集します!mtokura.icon
内閣官房に頼んでデータは原則公開してもらうtkgshn.icon 「初の対面での防窮訓練(12/20)に向けて」
CivichatのBotの質問の粒度が荒い場合は、運用でカバーするtkgshn.icon 僕たちは「防窮訓練」という言葉に慣れすぎてしまっているが、初対面の人にとっては謎なのど、その説明をしっかり。
「何かあった時にCivichatがあれば何とかなるかもしれない」という自信をつけてもらう
体験談を話して共感してもらうhlrk.icon
体験談話いいっすね、「元貧困」みたいなの?tkgshn.icon
体験した感想をLPに乗っけてもいいかもしれないKoichiro Shiratori.icon
対話できる空気をつくるのは重要mtokura.icon
実際に困っている人が多そうな場所で今後も訓練を行なっていくhlrk.icon
例えばシェルターとか
防窮訓練のスライド